先日は石狩地区高級ブランド米創出協議会にてあきたこまちの視察に。 久しぶりに50人乗りの飛行機に乗って行く^^; 定員100人以下の飛行機って、持ち込み荷物のサイズがさらに小さいって知ってる? 普通の飛行機ならギリギリサイズのスーツケースはアウトでした(汗)
あきたこまちを栽培してるJAの中でも高品質でパッケージをアニメにしてる変わった農協を視察^^; 意外にもあきたこまちには特に栽培や出荷の制限やルールはないそうです。 実は、その昔はある基準を設けて生産者を限定していたらしいのですが、作れない人たちが地域の議員に働きかけルールが無くなったとの事。 そのおかげでヘンなあきたこまちが流通し、今となってはあきたこまちのレベルやブランド力が落ちてしまったそうです。 これはゆめぴりかだって同じこと! 栽培者を自由にしたら同じような未来が待っているかも知れない(;´Д`A
そこで各農協で危機感を感じ独自の進化を遂げる。 視察したJAうごでは、萌米とネーミングされた米袋を使用^^; それによりオタクのファンが買ってくれたりお祭りなどボランティアで手伝ってくれるらしい(*_*) JAとしては、客層をかなり絞る大胆な発想! また基本1.85のアミなんだけど、1.95のアミを使ってもいいという生産者には助成金をだしたりしている。 また新潟と同じで農協が堆肥を撒いてくれる事業も行っていた。 これは農協と役場から助成金が出て、30aに4トン撒いて10a当り2000円台の負担。 北海道ではYesクリーンにあたる秋田県独自の基準がECOライス。 ただこちらは農薬ポイントが半分以下というだけで肥料については制限ナシ。 しかしこれはスタンダード米との位置づけではあるが、数百円の上乗せはあるらしい。 今回の視察は、ブランド米が品種の良さにあぐらをかいてるとダメになるという前例を見たような気がします^_^; これからは消費が確実に減る時代。 ますます考えて行かなきゃコメ農家は共倒れ。 なんの付加価値もないコメの未来は暗い(*_*)